お寺に嫁いで生活するメリット

お寺での生活は想像がつかない!?

お寺の生活は想像がつかないと言われることも多いです。

お寺での生活は365日お休みが無く、深夜に通夜葬儀のご相談のお電話を頂くこともあります。

毎朝6時に開門しますので、朝寝坊する日はまずありません。

その反面、お寺に嫁いで良かったと感じることも沢山あります。

お寺に無縁の家庭で育った私が、お寺に嫁いで、お寺生活をしている中で感じるメリットをご紹介します。

通勤時間が0分でプライベートが充実

コロナ禍では在宅勤務もかなり増えましたが、会社員であれば、毎朝通勤ラッシュの満員電車に揺られて出社する方が多いのではないでしょうか。

自宅と会社の距離が近くても30分近く、遠ければ1時間以上が通勤時間なんてこともあります。

多くの僧侶を抱えているような大きなお寺であれば、会社員のように通いで勤務している僧侶もいますが、住職であれば同じ敷地内に職場と住まいがあるため、出勤時間は0分です。

まれに自分のお寺以外での通夜葬儀や法事で出向することがある際は、ちょうど通勤ラッシュに出掛けなければならないとなると、人混みに慣れていない住職はドッと疲れてしまうそうです。

お寺での生活は、普段は通勤時間がない分、夕方の閉門時間を過ぎれば、プライベートな時間はゆっくりと取れて、趣味や家族との時間だって大切にして、充実させることができます。

仕事と家庭のバランスを重視する人には恵まれた環境です。

様々な年齢、立場、価値観の人と触れ合って多様性を受け入れられるようになる

お寺に訪れる方は、年齢も性別も職業も立場も様々な方です。

小さなお子さんから、90代でまだまだお元気な方もいらっしゃいます。

職業も、会社員、自営業、経営者など様々。

毎日お墓参りに来られる方もいらっしゃれば、遠方にお住まいだったり、ご高齢で1年に1回も来るのが大変という方もいらっしゃいます。

お通夜やご葬儀、法事の考え方も家族によって全然違います。

お寺での生活は、そんな様々な年齢、立場、価値観の人達と日常的に接することができるので、価値観は一つではなく、人が違えば考え方も違って当たり前、という多様性を受け入れられるようになっていきます。

後悔しない人生について考えられる

お寺では人の最期と向き合うのが日常です。
つい先日お会いしたり、よくお電話いただいていた檀家さんの訃報を、ある日突然、耳にすることになることもあります。

人の最期は予告通りに来るものではなく、ある日突然訪れるものです。

だからこそ望みやチャレンジしたいこと等は、いつかではなく、後回しにせずにやって、後悔しないようにいきなくては、と感じるようになりました。

人は生きている限り最期が必ず訪れます。

なかなか身近ではない死と日常的に向き合えることは、後悔しない人生を送るためにも重要なことです。

これはお寺での生活ならではのメリットであると私は感じています。

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